Sword and Magic >
>ドラゴンクエストI・II(SFC/GB)
戦士タイプのように見えるが、呪文も攻撃、回復、補助と揃っている万能戦士である。また、「I」では仲間キャラクターが存在しない。つまり、主人公がHP0になったら全滅である。残りHPには細心の注意を払いたい。
戦闘はターン制である。 主人公が1回行動し、敵が1回行動する。これが1ターンである。この繰り返しにより、戦闘はおこなわれる。
主人公か敵か、どちらが先に行動できるかは『すばやさ』が影響してくる。 しかし高いほうが先に行動しやすいというだけで、必ずしも『すばやさ』の順番で行動するわけではない。
フィールドやダンジョンを歩いていると、音楽が変わると同時に突然戦闘画面になる。
フィールド上では地形によって出現率が異なる。
「草原」…低、「森」「砂漠」…中、「山」…高
「トヘロス」「せいすい」…しばらくのあいだ、弱い敵が出現しなくなる、ダンジョンでは効果がない
モンスターが現れたあと、「しかし 〜は きがついていない!」と表示されたら、それは先制攻撃である。 1ターンのあいだ、モンスターを一方的に攻撃できる。
また、最初のターンに限り、100%逃げることができる。
モンスターが現れたあと、「〜は いきなり おそいかかってきた!」と表示されたら、それは不意打ちである。 1ターンのあいだ、モンスターから一方的に攻撃されてしまう。
持っている武器(なければ素手)で攻撃する。攻撃力が高いほど、与えられるダメージも大きくなる。 もっとも基本的な攻撃で、通常攻撃と呼ばれることも多い。
MPを消費して呪文を唱える。個々の呪文には消費MPが設定されており、現在MPより多いものは唱えることができない。
戦闘から逃げる。ただし、必ず逃げられるわけではなく、回り込まれた場合は敵の攻撃を受けることとなる。 弱すぎる敵、または強すぎる敵。あるいはどうしようもないときなど、あくまでも最終手段として利用したい。
持っているアイテムを使う。使うのは主に道具だが、特別な効果のある武器や防具も存在する。 武器や防具の場合、使ってもなくなることはない。
「こうげき」コマンドで攻撃した時に、まれに会心の一撃となることがある。 このとき、守備力を無視してダメージを与えるので、通常より大きなダメージを与えられる。 ダメージは攻撃力の値とほぼ同じになる。
そのモンスターに設定されている経験値とゴールドを得られる。
経験値とゴールドは得られない。
ラダトームの城の王様の前でHP、MPが完全に回復で復活。所持ゴールドが半分になる。
・戦闘中、いっさい行動不能
・回復方法…毎ターン、一定の確率で回復するので回復を待つしかない
・HPが0になった状態のこと
・前述のとおり、ラダトームの城へ強制的に移動する
・回復方法…すぐにHP、MPが完全に回復した状態で復活するので回復の必要はない
HPは0になるとキャラクターが死んでしまい、MPは残りの値によって呪文が唱えられなくなってしまうので、適度に回復させる必要がある。特に遠出をするときやダンジョンに突入するときは、それぞれ最大値まで回復させておこう。最大値とは「さいだいHP」「さいだいMP」のことである。「つよさ」で確認できる。
これらのもっとも基本的な回復方法は宿屋に泊まること。宿屋に泊まると、HPもMPも最大値まで回復できる。その他、HPなら「ホイミ」の呪文や道具の「やくそう」。MPなら始まりの場所、ラダトームの城1F南東にいる老人と話すことでも回復可能。MPの回復手段は非常に少ないため、残りの値には十分に注意しておきたい。
一定の経験値を獲得すると、主人公がレベルアップする。このときに各パラメータが上がり強くなっていく。呪文を習得することもある。
装備は「ぶき」「よろい」「たて」に分類できる。「ぶき」は攻撃力を上げ、「よろい」「たて」は守備力を上げる。入手法は店で買うほか、宝箱などから手に入れることもある。装備は「そうび」コマンドでおこなう。
ゴールドを払い、宿泊する。HPとMPを最大値まで回復できる。
「やくそう」「たいまつ」「キメラのつばさ」などの冒険に欠かせない道具を売っている店。
武器と防具、装備全般を売っている店。
「せいすい」のみを売っている聖水専門店。
「かぎ」のみを売っている鍵専門店。
「あずける」…持っている「おかね」や「どうぐ」を預ける
「ひきだす」…預けている「おかね」や「どうぐ」を引き取る
「あずける」場合も「ひきだす」場合も、「おかね」か「どうぐ」どちらかを選ぶ。「おかね」は1000ゴールド単位でのやり取りになり、預けたり引き出したりする際の手数料は必要ない。戦闘で全滅するとゴールドが半分になるが、ここに預けたゴールドは減らないので、すぐに使わないゴールドは預けておくとよい。
冒険の書に記録できる。冒険の終わりには、必ずセーブをしておこう。このセーブをした状態から続きができる。冒険の書に記録してくれる人は、ラダトーム王だけである。また、次のレベルに必要な経験値も教えてくれる。
以下は、SFC版の説明書より引用したもの
武器・防具・道具
冒険の手助けをしてくれるたくさんのアイテムの中から、ほんの一部を紹介しましょう。アイテムは主に町や村にあるお店で売っていますが、モンスターや宝箱から入手するものもあります。
「I」では、モンスターから入手することはありません。
装備すると攻撃力が上がります。中には戦闘中に「どうぐ」として使えるものもあります?。
樫の木の丸太を削ってつくったもので、素手よりも少し攻撃力があります。
青銅でできた長剣で、敵にかなりのダメージをあたえます。
鋼でできた長剣で、軽くて固い強力な武器です。
高熱の炎でどんな鎧をも切り裂く、魔力を持った剣。戦闘中、道具として使っても特殊な効果があります。
装備すると守備力が上がります。戦闘中で特殊な効果を持つものや、装備するだけで効果的なものもあります。
普通の人々が着ているものと同じ、最も初期の防具です。
細い金属の糸で編んだ鎧で、軽くて動きやすいのが特長です。
鉄板でできた強力な鎧。重くて動きにくいが守備力はかなり高くなります。
鋼鉄の部品を組み合わせてつくった強力な鎧。ほとんどの攻撃から身を守ってくれます。
軽く扱いやすく、最も一般的に使われている盾です。
厚い鉄板でできた大型の盾。重くて扱いにくいが守備力はかなりのものです。
移動中、戦闘中のみ使えるものと、いつでも使えるものとがあり、コマンド「どうぐ」で使うことができます。
闇の洞窟を照らすあかりです。ドラゴンクエストIでは、ほとんどの道具屋で買うことができます。
HPが回復します。回復の呪文が使えない場合は、必ず持ち歩きましょう。
神秘的な飛行力を秘めた翼です。空にむかって投げると、城や町に一瞬でもどれます。
体にふりかければ、しばらくの間弱いモンスターを寄せ付けません。ただし、塔や洞窟の中では効果はありません。
「I」では、塔は登場しません。
閉ざされたドアを開ける魔法の鍵です。
食べると「ちから」の数値が上がります。
「さいだいHP」を上昇させます。
呪文が使える人の「さいだいMP」を上昇させます。
以下は、SFC版の説明書より引用したもの
呪文を唱えよう
ドラゴンクエストIでは、はじめはひとつも呪文を覚えていませんが、レベルが上がるにしたがって、次々に呪文を覚えてゆきます。
唱えた者は指先から小さな炎の玉を発し、敵にダメージを与えます。モンスターの中にも、この呪文を使えるものがたくさんいます。
「ギラ」の呪文が強力になったもので、ほとんどのモンスターに大きなダメージを与えます。
この呪文が成功すれば、モンスターが唱える呪文を封じ込め、呪文を使えなくさせることができます。
この呪文を唱えると相手の脳神経が一時的にマヒし、しばらくの間眠りこけてしまいます。
モンスターとの戦いで傷ついた時にこの呪文を唱えると、「やくそう」と同じようにHPを回復してくれます。移動中、戦闘中どちらでも使えます。
HPを回復する「ホイミ」が強力になった呪文です。移動中でも戦闘中でも使えます。
暗い洞窟の中でこの呪文を唱えると、「たいまつ」よりもずっと明るい魔法の光が、あたりを照らしてくれます。
洞窟や塔で迷ってしまったり、戻る体力が無くなってしまった時、この呪文で地上に出ることができます。
「I」では、塔は登場しません。
最後に話をした王様、または冒険の書を書きとめてくれた人がいる場所まで、一瞬のうちに戻ることができるという、とても便利な呪文です。
この呪文には、しばらくの間モンスターを寄せつけないという、「せいすい」と同じ効果があります。ただし、洞窟や塔の中や自分より強いモンスターには効きません。
「I」では、塔は登場しません。