果てしない海に四方を囲まれた小さな島。
この世界には、この島しかありません。
少なくとも人々はそう思っています。
昔から、多くの勇敢な若者が海の向こうの何かを求めて船を出しました。
しかし、行けども行けども見えてくるのは海ばかり。
結局、誰もがあきらめて引き返してきたのです。
そして、いつしか誰もが、この広い海にはこの島だけがポツンと浮いている…そう信じて疑わなくなったのです。
そんな小さな島に住むごく普通の少年であるあなたがこの物語の主人公です。
取扱説明書4ページの「ドラゴンクエストVIIの世界と物語」より
プレイステーションシリーズ本体（プレイステーションポータブル除く）に「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」のCD-ROM（「DISC1」と書かれている方）をセットして電源を入れる。 すると、プレイステーションロゴやら何やらが表示されるので何らかのボタンを押して進んでいこう。 その内、以下のような冒険の書の画面に移る。
| ぼうけんをする ぼうけんのしょをつくる ぼうけんのしょをけす |
冒険の書を選び、続きからプレイする
新しく冒険の書を作り、初めからプレイする
冒険の書を選び、削除する
初めてゲームをプレイする場合は「ぼうけんのしょをつくる」を選択する。 冒険の書は1つ1ブロックの空き容量が必要である。メモリーカード1つ15ブロックだから、最大15個の冒険の書を作ることができる。 とりあえず、空いている場所に冒険の書を作ってみよう。 この後、主人公の名前入力に移る。名前は最大4文字となっている。
名前を入力し終わったら、いよいよあなたの冒険の始まりだ！
なお、「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」を含め、プレイステーション用ソフトはプレイステーション用メモリーカードでないとセーブはできない。 つまり、プレイステーション２用メモリーカードではセーブできないので注意しよう。
あなたの冒険はとても一日なんかじゃ終わらない。 一度、冒険を終わるには町の教会にいる神父、またはシスターと話し、「おいのりをする」を選んで冒険の書に記録してもらおう。 次回冒険を始める時は、冒険の書の画面で「ぼうけんをする」を選んで、前回記録した番号の冒険の書を選ぶ。 すると、冒険の書を記録した時の状態で、続きから冒険を始めることができるぞ。
「VII」はフリーズ（バグってゲームが止まる）がよく起こるので、冒険を終える際のみならず、冒険中でもまめに記録しておこう。 なお「PS one Books」や「アルティメット ヒッツ」などの廉価版はこのフリーズが起こりづらいので、あまりにも冒険に支障を来すならば買い替えも考えよう。
コントローラの使い方
| ボタン | 移動中 | メインコマンド | 戦闘中 |
|---|---|---|---|
| 方向キー | ・任意の方向へキャラを移動 | ・カーソルの移動 | ・カーソルの移動 |
| 左スティック | ・方向キーと同じ | ||
| 右スティック | − | − | − |
| ○ボタン | ・メインコマンドを開く | ・コマンドの決定 | ・コマンドの決定 |
| ×ボタン | − | ・キャンセル | ・キャンセル |
| △ボタン | ・はなす、しらべるを自動的に選び実行する ・持つ、投げるを行う | ・コマンドの決定 | ・コマンドの決定 |
| □ボタン | ・地図を見る（フィールド） ・視点を引く | ・メインコマンドを閉じる | ・戦闘コマンド1に戻る |
| L1ボタン | ・視点を左に回転 | ・コマンドの決定 | ・コマンドの決定 |
| L2ボタン | ・視点を45度、左に回転 | ・コマンドの決定 | ・コマンドの決定 |
| R1ボタン | ・視点を右に回転 | − | − |
| R2ボタン | ・視点を45度、右に回転 | − | − |
| START | ・視点を画面の上が北になるように戻す | − | − |
| SELECT | − | − | − |
「左スティック」はコントローラの中央下にある「ANALOG」ボタンを押し、ランプを赤く点灯させなければ機能しない
（デフォルトは「ANALOG」はOFF）
移動中に○ボタンを押すと出てくるメインコマンドの説明
| はなす じゅもん どうぐ しらべる つよさ さくせん |
前方にいる人と話す／前方に相手がいない場合、仲間と話す／仲間以外と話す時は、通常は△ボタンで行う
アイテムを使用、確認する／キャラか「ふくろ」を選ぶ／キャラの場合はアイテムを選ぶと以下の5つに分かれる
「つかう」…アイテムを使用する
「わたす」…アイテムを他のキャラに渡す（自分を選ぶとアイテムの並び替えができる）
「そうび」…アイテムを装備する
「すてる」…アイテムを投げ捨てる
「やめる」…メインコマンドを閉じる
「ふくろ」の場合は4つに分かれる
「つかう」…「ふくろ」のアイテムを使用する
「わたす」…「ふくろ」のアイテムを取り出し、キャラに渡す
「すてる」…「ふくろ」のアイテムを捨てる
「やめる」…メインコマンドを閉じる
個々の詳細パラメータ、呪文、特技を確認する
「ぜんいん」…全員の「HP」「最大HP」「MP」「最大MP」「攻撃」「守備」「Lv」の一覧
移動中に使える呪文、特技を使用、確認する
先頭キャラの足元を調べる／通常は△ボタンで行う
「まんたん」…呪文を使って自動的にHPを全回復する
「そうび」…装備の確認、変更をする
「さくせんがえ」…全員、または1人の作戦の変更をする
「ならびかえ」…キャラの並び替えをする
「どうぐせいり」…全員、または1人の装備品以外のアイテムを「ふくろ」に入れる
「ふくろせいり」…「ふくろ」の中身を「しゅべつじゅん」か「あいうえおじゅん」に並び替える
戦闘になると出てくる最初の戦闘コマンドの説明
| たたかう はなす さくせん にげる |
※…ここで方向キー（または左スティック）を左右に押す（倒す）と、戦闘におけるメッセージの表示速度を変更をすることができる。メッセージの表示速度は1〜8の8段階があり、1が一番速く、7が一番遅い。8は○ボタンなどを押すことによってメッセージを流していく方式である。
敵と戦う時に選ぶコマンド／戦闘コマンド2で主人公の行動を決めた後、仲間が作戦に従って行動する
「めいれいさせろ」の場合、主人公と同様に仲間にも細かな指示を与える
仲間と話す／1ターンで3回以上話すと、一部の敵に攻撃されることがある
全員、または1人の作戦の変更をする
戦闘から逃げ出す／失敗した場合、ほとんどの敵に攻撃される
戦闘コマンド1入力後に出てくる戦闘コマンドの説明
| こうげき とくぎ じゅもん どうぐ ぼうぎょ そうび |
装備している武器（または素手）で指定した敵を攻撃する
戦闘中に使える呪文を使用、確認する／「ダメージ」「かいふく」「そのた」の分類から選択
自分の受けるダメージを半減する
戦闘中に使える特技を使用、確認する／「ダメージ」「かいふく」「そのた」の分類から選択
手持ちのアイテムを使用、確認する
手持ち内で装備の変更をする
メインコマンドの「つよさ」の説明
| つよさ | 説明 | 最大値 |
|---|---|---|
| HP | 現在のHP（ヒットポイント）の値／敵の攻撃でダメージを受けると減っていき、0になると死んでしまう | 999 |
| MP | 現在のMP（マジックパワー）の値／呪文を唱えるたびに任意の値が減っていき、MPが足りなくなると、呪文が唱えられなくなる | 999 |
| （職業） | 職業を表す | − |
| （称号） | 職業の称号を表す | − |
| せいべつ | 性別を表す | − |
| レベル | 総合的な強さを表す／レベルアップ時は能力値が全体的に上昇する／呪文や特技を覚えることもある | 99 |
| （装備） | 装備している「ぶき」「よろい」「たて」「かぶと」「そうしょくひん」を表す | − |
| G | 現在所持しているゴールドの値／アイテムを買う時に必要な、いわゆるお金／敵を倒して入手する他、宝箱の中にあることも | 999999 |
| ちから | 「こうげき力」に影響／「チカラじまんランキング」の順位に影響 | 999 |
| すばやさ | 戦闘での行動順に影響 | 999 |
| みのまもり | 「しゅび力」に影響 | 999 |
| かしこさ | 「かしこさランキング」の順位に影響 | 999 |
| かっこよさ | 「かっこよさランキング」の順位に影響 | 999 |
| こうげき力 | 「ぶき」「そうしょくひん」の攻撃力＋「ちから」の値／「こうげき」コマンドやほとんどの特技で敵に与えるダメージに影響 | 999 |
| しゅび力 | 「よろい」「たて」「かぶと」「そうしょくひん」の守備力＋「みのまもり」の値／敵から受けるダメージに影響／呪文などの特殊攻撃は、この値に影響されない | 999 |
| さいだいHP | HP（ヒットポイント）の最大値 | 999 |
| さいだいMP | MP（マジックパワー）の最大値 | 999 |
| Ex | 手に入れた経験値の累計を表す／敵を倒して戦闘に勝利すると数値が増え、一定の値に達するとレベルが上がる | 16777215 |
※「HP」「MP」は実際には「つよさ」ではなく、メインコマンドを開いた時の下に常時表示される。 「レベル」は両方に表示される。また、「G」は右上に専用枠で表示される。